「赤瓦の古民家 ぷからーさ」は離れの古民家を1日1組限定で1棟貸しする宿です。昔ながらの沖縄の暮らしが体験できる数少ない宿です。宿がある今泊集落は、2016年に「国の重要文化的景観」に選定され、沖縄の原風景が感じられるフクギ並木や古い町並みが残っています。また、当宿からビーチへ歩いて2分、地元の売店へ歩いて3分、飲食店も徒歩圏内に数件と充実しています。さらに車なら「美ら海水族館」へ10分、世界遺産「今帰仁城跡」へ3分、「古宇利大橋」へ20分と観光にも便利です。

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いよいよ解体始まる

7月16日(火)いよいよ解体作業が始まりました。
いよいよ解体始まる
先ずは瓦屋さんが屋根から瓦を一つ一つ丁寧に手で下してゆきます。
いよいよ解体始まる
竹の上に土、土の上に瓦が葺いてある様子がよくわかります。
いよいよ解体始まる
この手作りの赤瓦は、現在では手に入りにくい貴重な瓦です。

シーサーも気を付けて下します。
いよいよ解体始まる
使えない瓦・使える瓦を選別し漆喰を落とします。
いよいよ解体始まる
その作業は3日続き、丸瓦は1,000枚、平瓦は2,500枚取れました。

7月19日(金)から建物の解体作業に取り掛かります。
いよいよ解体始まる
再利用できそうな材木を一本一本丁寧に取っていきます。
いよいよ解体始まる
材木が黒く見えるのはススがついているからです。このススが重要なのです。

シロアリに喰われていない、まだ使える部分を再利用します。
私が何故古材にこだわるのか?それは古材には次のような良い点があります。昔の材木の方が質が良い。製材したばかりの材木より強度が増している。昔は煮炊きにカマドを使っていました。このカマドから出る煙によって材木が燻され、材木についたススが更に材木を固くさせ、防虫効果を生み出します。先人の賢い知恵なのです。建築から50年以上経っても使える材木があります。しかし、この空家は、長い間風雨にさらされいるので腐っている材木もたくさんあります。

分解していくと、この時代の木造建築の特徴がよくわかります。
いよいよ解体始まる
釘を一本も使わず組んで建てられています、その証拠となるホゾ。
いよいよ解体始まる

土台となる石の上に柱が乗っています。
いよいよ解体始まる
束石と柱は固定されていません、台風対策の為です。
いよいよ解体始まる
ほぼ1日で解体作業は終了しました。


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