今日は仕事が早く終わったので、日が暮れる前に建築現場に立ち寄る事が出来ました。
職人さんたちが道具の片付けを始めていた現場では、赤瓦に漆喰が塗られ、夢にまで見た赤瓦屋根が美しい姿を現していました!
屋根の隅のところをトモエと呼ぶのだそうです。
そのトモエを桃の形にしたそうです。
「今帰仁辺りではこの形はないよ、手間がかかるから。この家は下が木だからこれにしたよ」と無口な職人さんが言葉少なに話してくれました…。
「桃の形にしたのは何十年ぶりだよ。明日も来ます」
笑顔でそう言い残して職人さんは帰って行きました。
それから誰もいなくなった建築現場で一人屋根を見上げ、見事に塗られた漆喰にしばらく見とれていました。
この家にして本当に良かった…。
![瓦葺き工事もいよいよ大詰め!](//img04.ti-da.net/usr/o/s/i/osiokinawa/KC460815.jpg)